三重・四日市
■用途
事務所・研究所・工場・修景施設
■規模・構造
地上3階・鉄骨造・鉄筋コンクリート造[4,800m2]
伊勢湾から至近の10,000m2の敷地。
病態別栄養食品の開発、製造を行う食品会社の本社施設。
敷地の外に廃棄物を出さない生産プロセスの実現を目指す。
■最初の取組目標
将来設置予定の飲料製造ラインからの排水を敷地内で浄化すること。
■浄化プロセス
化学処理を行なわず、その一切を生態系によって行なう。
同時に、浄化された水を活用した水辺の広場をつくり、市民広場とする。
先行して施工された池に面して、排水浄化のシステムを配置し、
併せて見学可能な施設、資料室等を計画する予定である。
■SAKULA-project
敷地周辺に存在した桜並木を救うことから始まった。
用地購入段階で決定していた前面道路の拡幅工事と、それに伴う桜並木の伐採。
食品会社社長の強い意志によって、全ての桜の木が救い出され、敷地内に懐かしい桜並木を再現した。